当店は明治33年に創業し、現在代表を務めます小木曽正治で５代目の干物屋でございます。
伊豆下田で地元の食卓をはじめ観光に訪れるお客様に愛していただき、全国の宿泊施設様・百貨店様・量販店様へ干物を出荷させていただくまでに成長しました。
干物は主に朝食に登場する、何気ない庶民的なおかずです。
その干物一枚において小木曽は「魚そのものの質」と「鮮度」を重要視しています。
最上の魚に小木曽120年の「これからも守る伝統」と「進化させていく技術」を注ぎ込んでおります。
原料魚は最良とされる産地のもので、旬の中でも最も脂がのり鮮度の良いものを厳選して年間分仕入れます。
何度もサンプリングをし、本当に納得できた最上級の原料魚だけを買い付けます。
仕入れた原料魚はマイナス40度の冷凍庫で保管、品質の劣化を防ぐことで通年の需要に対し上質な干物を安定供給しております。
製造工程で一番気を付けていることは、「魚体の温度管理」です。
魚は解凍した時点から鮮度を落とし腐敗に進むため、当社では最大限、魚体を低温で保ち製造しています。
半解凍（シャーベット状）の魚体をさばき、低温管理された塩汁（しょしる）に漬け込みます。
室温で手作業で行う「魚を開き、血合いを洗浄し、干しせいろに並べる」工程を迅速に処理し、鮮度を保ったまま衛生的な乾燥機に投入します。
焼いている時に立ち上がる香ばしさ、食欲をそそる干物に仕上げるために「温度管理」を徹底しております。味わい深い干物をお届けするため、化学調味料・保存料不使用で、一枚一枚丁寧に魚を手開きすることにこだわります。
安心と美味しさをお求めになるお客様向けに、最上級の小木曽の干物を是非ご検討くださいませ。